毎年プーケットで行われるベジタリアンフェスティバル。

タイ南部でももっとも大きなタイのお祭りのうちの一つだと思います。昨年はたまたま

お祭りに出くわして終始びっくりしっぱなしでしたが今年はいろんな場所で色んな角度からお祭りを見てみました。9日間の地元の人々とお祭りの様子をレポートします。

祭りが始まる11日からプーケットタウンの各地、主に中国寺院がある町周辺には

ベジタリアンフードの屋台が沢山立ち並ぶようになります。

煮物も炒め物も普段は色んな肉料理があるのですが大豆や豆腐や野菜を醤油でいためてます。

タウン以外ではカトゥー(パトンへ向かう途中)地区にも中国寺院はあり、カトゥーにもこの屋台は沢山出ているようでした。タウンの次に沢山の人が住むパトン地区、パトンは地元住民のみならず旅行者が集まり住んでいるエリアで特に有名ですが、パトンでも地元の方が多く住む通りにはこの精進料理を出した屋台が何件かありました。

 

祭りの儀式。各地区にある中国寺院で日時は順で行われるお祭りの儀式。祭りに参加している人の中でも選ばれたものが行うとされている色んな儀式。本堂では身体を震わせて頭の上から黒い布をかぶり、悟りを得た人から何か言葉を受け、自身に仏が宿るような今までに見たことがない様な、まるで催眠術のような事をやってました。

各人が頬に刀や、色んなもの刺して行進したり、燃える炭の上を歩いて渡り、刃物の何本も立った道を歩いたり、まるでサーカスなんですが、これ何十人も何百人も、普段は普通の人がこれやってるんですよね。

タウンで一番大きな寺院がジュトゥイ。普段はタウンのローカルバスが発着する市場の通りで17日には朝早くからここに何千人か判らない観光客と祭りの参加者がいて、ジュトゥイでは多くの人に仏陀が宿っていました。

何千何万の爆竹が早朝から鳴り響きパレードがスタート。奇怪で混沌とした彼らの姿には人間らしい迷いや戸惑いは伺えませんでした。

 

19日、パレードの最後はサパンヒンに集まります。このパレードを見に来る人の数は本当に多いです。何万人いるかわからないですがほとんどの人は白い服を着ています。

このパレードを見にパトンや色んな場所から人が集まり、サパンヒン近くはかなり渋滞します。

21時過ぎころからサパンヒンにパレードがやってきて深夜過ぎの祭りがあけるまでずっと、土砂降りの雨を思わせる爆竹の音が3,4時間なり続けます。

御輿に投げ込まれる爆竹、長い竹から吊られた何メートルもの爆竹、打ち上げ花火、ロケット花火など、そこにいる何万人が一斉にやってるんです。白く煙る視界の中を裸足で歩く人たち、両手を合わせて地面に座り込んだり、耳を押さえて煙から逃げる一般の人たち、多くの人がみんなの幸福を祈りました。

この日のサパンヒンの夜は真っ白に煙りました。

最終日はちらほら鳥の唐揚げ屋さんや普通の麺屋台が出ていました。

当社オフィスがあるサムコーンも中国寺院がありお祭り期間中は賑やかで騒がしいくらいの人で溢れましたが、明けて次の日には何事もなかったかのようにいつもの静かな町に戻りました。

約200年の伝統を守るこのお祭りはまた来年、プーケットを白く煙らせます。

旅行の期間で訪れるのチャンスのある方には是非見てほしい南部タイを代表する伝統のお祭りです。

 

 

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プーケットベジタリアンフェスティバル’07

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