プーケットベジタリアンフェスティバル

ある朝僕は爆竹の音で目を覚ましました。なんだぁ子供のイタズラか?その音は絶える事なく何分も続き、加えて鐘の音も聞こえてきました。「うるさいなー、、。」間もなく外に出てその音に向かっていくと、真っ白な服に身を纏った人のパレードにぶつかりました。爆竹を鳴らしてたのは小さな子供だけじゃなくてオバちゃんやオジちゃんも、歩いてくる人の行列に爆竹を投げた、と思うと今度は地面に膝まずいて両手を合わせて礼拝してるじゃないか!「なんだぁ?」写真を撮っていたらオバちゃんに「アンタも座りなさい!」みたいな仕草をされたのでそうしました。

友達に聞くとその日はプーケットのベジタリアン祭りで10月22日から30日まで行われていて、名前の通りその期間は肉類魚類、お酒も牛乳も卵もぜーんぶ駄目。仏陀が地に下りてくる事を祀るんだって。「とにかく夜面白いモノ見せるから、、、」て友達に言われてついて行きました。その日はもう30日でフェスティバルも明けようとしている夜九時前、プーケットタウンの中心辺りににバイクを停めてこの前と同じパレード?人の群れに向かいました。その人の数もそう、爆竹?打ち上げ?ロケット花火?この祭りの集大成を飾る音と光景に、、、。「クレイジー!」の一言でした。

何千人か何万人かはよく判りませんけどとにかく爆竹の嵐なんです。その火と煙と音の渦中を仏陀の宿った人々は歩いていました。空にも地にも爆竹!しかも2時間も3時間もそれは続くんです。大人も子供もオジぃちゃんもオバぁちゃんも。仏陀にはワイを。この伝統200年も続いてるらしいからまた驚きですよ。日本は江戸時代末期を迎えた頃ですね。その頃からこれやってんの?仏陀が宿った人間は痛みも何も感じないとされ男たちの頬には鎌や刀、ナイフ、なんだかいろいろ刺さってました。赤ちゃんになったり高い声だして震えてたり、動物になったり、笑っていたり、泣いていたり。。。

「すっげー!」としか言えませんがこうやって伝統として受け継がれて小さな子から大人まで強い信仰を持ってるところを見せられると日本で育った僕にとってクレイジーでアンバランスな目の前の光景には不思議な説得力と強く一貫したモノを感じました。

圧倒されている時間はホンとにあっという間、時計は12時を回っていました。精進明け料理のお店もちらほら見えて夜中、街は平穏を取り戻しました。僕もBBQチキン「ガイヤーン」を買って歩いて帰る途中、「この街の掃除大変だろうなー」と思ったと同時に「タイ人ってアグレッシブだけど純粋だなぁ」て思いましたね。。

さぁ今月11月はロイカトン(日本で言うお盆)がありますよ。これもまた僕にとっては初めての経験ですから非常に楽しみですねー。

首を長くしてお肉を食べながら待ってます!

僕がプーケットに来て初めてのお祭りです。ということでインパクトが強いです。
宗教ってなんだ?と思いました。それと同時にタイの信仰心の強さや文化も覗けました。
細かいことはレポートを読んでみてください。
中華系仏教徒の多いタイ南部ならではのフェスティバル、200年くらい続いてるそうです
から歴史あるものなんですね。

祭りのレポート

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